はじめに
この部屋には、近現代の日本の、主に政治的な資料が保管されている。
そして私の目的は、このうちマイクロフィルムを閲覧することだった。
利用の流れ
許可証を持った者のみ入室できるため、初入室の場合は、まず受付で申請書を書いて提出する必要がある。
申請書には研究理由を書く必要があるが、国立国会図書館における研究とは、 研究者による研究に限らないため、素直に目的を書いてその末尾に「~の研究」と付ければ良い。
なお、室内では筆記具は鉛筆と消しゴムのみ使用が許可されているようなので要注意である(受付にこれらが入った箱も用意されている)。
資料の閲覧をするには、閲覧申請書を書き、受付に提出する必要があある。
資料は申請後、直ちに職員の方が持ってきてくれたため、私の場合、特に待つことはなかった。
加えて、はじめてのマイクロフィルム利用だったため、専用の機械(パソコンと接続されている)の使い方を手取り足取りレクチャーまでしていただけた。
フィルムをくるくると回すのがとても楽しい。
複写もパソコン上から申請可能で、方法は机の上にある手順書に書いてあるので、それを読めば良い(読まなくとも直観的にできるくらいには簡単である)。
複写申請後は、新館1階プリントアウトカウンターへ行く。
まず確認窓口へ行って申請の確定を行なったのち、隣の発行窓口から番号(図書館利用者カードの下数桁)で呼ばれるのを待つ。 呼ばれたら窓口で料金を支払い、プリントアウトされた資料を受け取る。
おわりに
この部屋は、政治資料を扱う関係上、一般に他の専門室よりも利用頻度は低いかもしれない。だからこそ、ここに書いたことを参考にしつつ、必要があれば職員の方に協力してもらって、スムーズな調査をしてもらえれば嬉しい。
国立国会図書館 東京本館 正面の様子 |